週末の昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか?
もう少しで、仕事が終わり、これから週末にむけてワクワクしている方もいれば、まだまだ仕事で残業、休日出勤も…なんて言う方もいらっしゃるかと思います。
さて、今日は労働時間。について少しお話致しましょう。
一般的に法律上で定められてい労働時間は1日8時間、週40時間です。これ以上労働させてはいけません。
ただ、業種上これ以上どうしても働く時間が超えてしまう場合には、時間外、休日労働について定め行政官庁に届け出を出した場合には、法定の労働時間を超える時間外労働、法定の休日における休日労働が認められます。これを36協定といいます。
また、特定の業種に限り実際の労働時間とは関係なく、労使であらかじめ決めた時間働いたとみなされ、働く時間や方法が働く側に完全に委ねられる、裁量労働制というものがあります。こちらも届け出が必要になってきます。
そして、今新たに導入されようとされているのが、ホワイトカラー・エグゼンプション。収入が多い専門職や事務職などを対象に、週40時間といった労働時間の制約を全くなくす制度。労働時間の長さではなく成果に応じて賃金を支払うものである。
その対象がいま話し合われている。対象年収は年収1000万円以上を軸に検討が進められているようだ。
働く時間と賃金を無関係にすると、いくら残業したり、休日出勤しても収入が増えないため、残業代を当て込んだ長時間労働が減り、労働生産性が上がる。との見込み。だそうだ。もちろん一定の残業代はあらかじめ組み込まれている。
うまくいけば、海外のように、長期休暇を自由にとれる。といったような事も実現できる。が、一方で下手をすると自分の力量以上の大量の仕事で目一杯になり、一定の給与で働いても働いても終わらない。働き尽くめで破綻….ということも招きかねないのでここは慎重にいくべきでしょう。
いづれにせよ、ここ日本も企業の在り方や働き方、時間の使い方が変化し始めているし、世界で羽ばたく為には変化しなければならないと思う。
企業がある前に労働力がないと会社は成り立たないので、その労働力=人が 効率よく充実して働ける環境こそ、その企業の成長のカギとなるでしょう。
多様化する社会環境の中でその企業にあう労働体制はいかなるものかをきちんと見極めていきましょう! 弊社ではご相談にいつでも応じます。
では、週末もすてきな週末をお過ごしください!
きれいな夕日が社内を照らし始めました!